技術が急速に進むAIについて政府は昨年12月、「人工知能基本計画」を閣議決定し、AIの研究開発と社会実装について政策の基本方針を示しました。日本を「世界で最もAIを開発・活用しやすい国」にするとともに、AIの安全性や倫理などのリスクにも対応する「信頼できるAI」の実現(AIガバナンス)も掲げらています。
2月代表質問では、県のAI利活用に対する方針について起案しました。
AIガバナンスとは、AIにまつわる倫理違反、差別、セキュリティ問題などのリスクを適切に管理し、安全性や透明性を確保しつつ、AIのもたらす利益を最大化するための体制整備やルール作りのことです。
AIガバナンスにどのように取り組むか尋ねました。
県は「生成AI庁内利活用ガイドライン」を随時改訂を加えながら運用しており、「誤情報の拡散、著作権の侵害、情報の漏洩、人権の侵害といった生成AIのリスクを明示し、職員にこれらのリスクを十分理解させた上で、生成AIの有効かつ安全な利活用を推進している」とのことでした。
適切に利活用できる環境づくりを
例えば教育分野では、学校や家庭で子どもたちがAIを使い調べ物や宿題の答案づくりをしたり、家族や先生に相談できない悩み事をAIに聞いたりすることもあるそうです。
しかしAIが示す答えが間違っていたり、倫理的に問題があったとしても鵜呑みにしてしまう、またAIに頼り切ってしまい、物事を自ら判断しする力が育ちにくいという問題も起きています。
AIの利用はあらゆる分野で急速に進んでおり、事後的に対処するのではなく、問題を予見しどのように社会実装していくかを考えるべきです。