議会活動記事

福岡出会い応援事業の状況

18年間で1万5871組のカップル成立

福岡県は少子化対策として「福岡県出会い・結婚応援事業(出会い応援事業)」を2005年から実施しています。これまでに、10万6133人(2022年度末時点)がイベントに参加し、1万5871組(2022年度末時点)のカップルが成立、650組(2023年度末時点)の結婚に結びついたということです。福岡県の「出会い応援事業」について、福岡県議会2023年9月定例会の決算特別委質疑で取り上げました。

団体登録制。アフターフォローも

出会い応援事業は、一般的なマッチングアプリのような個人登録制ではなく、団体が登録するシステムになっています。事業の趣旨に賛同する企業・団体を、県が「出会い応援団体」として認定し、その団体が行う出会いイベントの情報を、メールマガジン「あかい糸めーる」や県の出会い応援サイトで発信したり、団体間の出会いイベントを開催したりしています。また、出会いイベントでカップルとなった人を対象に、交際や結婚の悩みに関する相談への助言を行うなどのアフターフォローも行なっているということです。

AIマッチングサイトを開始

2024年からは、マッチングサイト「ふく♡こいコミュニティ」がスタートしました。登録されたプロフィールや投稿をもとにAIが相性を診断し、相性の良いグループの出会いイベントを案内するということです。

要本人確認。「県営」の安心感

登録にあたっては、免許証や保険証などによる対面での本人確認が必要で、サイト内では管理者が定期的な巡回をし、誹謗中傷や犯罪の助長となる投稿がないかなどをチェックしています。県が利用者の安全をサポートしている点、本人の所属・身元がはっきりしている点は、民間のマッチングサイトにはない「県営」ならではの安心感があります。

登録している業種が偏っている

出会い応援団体は順調に増加し、2022年度末の登録数は2508団体ですが、業種別内訳をみると建設業が1177団体で全体の約半分を占めるなど偏りがあり、改善の余地がありそうです。この点について県に尋ねると、「今後は市町村と連携し地域の特性や観光資源を活かした広域出会いイベントを企画・運営するコーディネーターを配置し、地域の様々な企業や団体に登録を働きかけていく」との回答がありました。

結婚のきっかけづくりに福岡県が本腰で取り組む出会い・結婚応援事業の推移を注視していきます。